ABテストとは?どんな時にどの様な施策を行うの?

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今回は、CV(コンバージョン)やCVR(コンバージョン率)の改善でよく使われるWEB改善に関するビジネスフレームワークの一つである「ABテスト」とは何なのか?具体的にやる内容がどのよう施策なのか?そして導入の仕方を紹介します。

ABテストとは

ABテストとは、ある特定期間にAパターンとBパターンの内容を作成し同じ目標地を設定しま、どちらのパターンがより多く目標地へ辿り着くかを検証するビジネスフレームワークです。

WEBの場合は、下記の様にAページとBページを作成して1000人のユーザーをAとBに500人ずつ振り分けて、どちらのページパターンがより多くの効果があったかを測ります。

また、この施策は双方が同じ量(ユーザー数)になるようにデータを取得出来る程効果が高いとされています。

なので平等な状態を作り上げる事が非常に大事になります。

ABテストはどのような場合に行うの?

意味については理解しましたが、実際にABテストの施策はどのような場合に使うといいのでしょうか?

今回は、いくつかの例を紹介します。

  • お問い合わせをもっと鳴らしたい
  • 外部リンクをもっと見てもらいたい

上記のパターンの場合は基本的にリンク(ボタン)のクリック率を測定するためのテストかと思います。
配置、色、大きさ、文言の変更をしてどちらの方がクリックされたかについてのABテストを行います。

もっと言うと、ユーザーの使い易い(見易い)UI/UXを試行錯誤し、要らない部分を削る、反対に必要な要素をプラスしてみるなど様々な角度からABのパターンを作成すると良いでしょう。

  • サイトの下部まで見てもらいたい
  • SNSへのシェアを増やしたい

上記のパターンは、ユーザーの満足度や印象に対する改善策の測定です。
レイアウトの順番変更、ファーストビューの変更、全体構成やフォントなどのデザインの見直し、原稿の見直しなどが挙げられます。

改修後のパターンの方が効果が高かった場合は、そのデザインに合わせたサイトにフルリニューアルした方が印象が良くて今後の改善に繋がり易いと言う事が、数字的に理解出来る様になります。

この様に改善のための施策をどのタイミングで行うと良いのか?という一つの指標にもなってきます。

ABテストを行う方法

ABテストを行うには、大きく分けて以下の3パターンに分かれます。

  • テスト用サイトを作成する
  • Google オプティマイズでABを振り分ける
  • データの分析

テスト用サイトを作成する

ABテストを行うには、まず初めにBページのサイトを作成する必要があります。(Aページは既存のページ)

ただし全く新しいサイトという訳では無く、既存サイトのindexファイルを複製して目標となる要素のデザインのみを変えたサイトで結構です。サイトを作成と聞くと重い作業に思えるが、その目標部分の要素が小さければ数分程度で終わる作業です。反対に要素が大きければ、それなりに時間はかかります。

次のGoogle オプティマイズを使う事で非常に楽にテストを開始する事が出来ます。(現在ではこの方法が主流。)

Google オプティマイズで振り分ける

Googleオプティマイズと言うGoogleが提供するマーケティングプラットフォームを使用する事で簡単に精度の高いABテストを導入する事が出来ます。

Google オプティマイズの設定方法に関しては少し複雑なので、別の記事で詳しく説明いたしますが、このツールを使ってGoogleアナリティクスコードにオプティマイズのコードを追加する事でABテストが可能になります。

Googleオプティマイズのログインはこちら

データの分析

最後に、Googleオプティマイズで行ったABテストの結果はGoogleアナリティクスに連動させる事で数値としてのデータを参照する事が出来ます。もちろんオプティマイズでもABテストの結果を参照できます。

Aページの場合、クリック率が低い。Bページの場合はクリック率が高い。しかしAページの方がコンバージョンが高く、Bページは低い。などが数値で見えてきますので原因の仮説を立てて改善策を考えます。

そしてクリック率が高くなってコンバージョンが下がったBページを元に改善策を取り入れてから新たなABテストを行い、どちらも改善されるパターンを見つけ出すまで繰り返します。

このようにPDCAを回していって改善するまでの流れがABテストです。


以上が「ABテストとは?どんな時にどの様な施策を行うの?」でした。

WEB販促やお問い合わせの回数アップを本気で目指したいのなら、この施策は非常に効率的で役に立つかと思います。
また実際にテストをやってみると分かりますが、改善を図るには今回紹介したABテストを最低でも10パターンくらいを順にクリアしていって、一番最後に残った方法で改修する流れになるかと思います。

これがまぁ大変です。ABテストは地道に継続する事が重要なので、成果が薄いからと言って諦めない様にしましょう。

2020年6月19日DataAnalysis,Marketing,WEBの知識

Posted by KT